ネットワークの設計と運用
VLAN 10(192.168.10.0/24)とVLAN 20(192.168.20.0/24)をもつL2スイッチにルータを1本のリンクでつなぎ、2つのVLANの間で通信できるようにしたい。この構成の設定として適切なものはどれか。
- Aスイッチ側のポートをVLAN 10のアクセスポートにし、ルータのインターフェースには1つのIPアドレス 192.168.10.1 を設定する
- BVLAN 10とVLAN 20の端末に同じサブネットのアドレスを割り当て、ルータを通さずに通信できるようにする
- Cスイッチ側のポートをトランクポートにし、ルータにはVLANごとのサブインターフェースを作って、VLAN IDと、そのVLANのデフォルトゲートウェイになるIPアドレス(192.168.10.1 と 192.168.20.1 など)を設定する
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正解:C. スイッチ側のポートをトランクポートにし、ルータにはVLANごとのサブインターフェースを作って、VLAN IDと、そのVLANのデフォルトゲートウェイになるIPアドレス(192.168.10.1 と 192.168.20.1 など)を設定する
VLANの間の通信は、ルータやL3スイッチがネットワーク層で中継します。1本のリンクで複数のVLANを運ぶには、スイッチ側をトランクポートにし、ルータ側は1つの物理インターフェースをVLANごとのサブインターフェースに分けて、それぞれに802.1QのVLAN IDとIPアドレスを設定します。各VLANの端末は、自分のVLANのサブインターフェースのアドレスをデフォルトゲートウェイにします。VLAN 10からVLAN 20へのパケットは、同じリンクをルータまで上り、タグを付け替えて下りてきます。この構成はルータ・オン・ア・スティックと呼ばれ、台数が多いネットワークでは、スイッチの中でルーティングするL3スイッチを使うのが一般的です。
- A. VLAN 10のフレームしかルータに届かないので、VLAN 20の端末はルータを使えません。
- B. VLANが違えばブロードキャストドメインが分かれているので、同じサブネットにしてもARPが届かず、通信できません。
- C. 正しい。トランクとサブインターフェースで、1本のリンクで両方のVLANをルーティングします。