ハードウェアセキュリティ

電力解析への対策として使われるマスキングの考え方として正しいものはどれか。

  1. Aチップの表面をテープで覆って、見えなくする
  2. B処理の途中の値を毎回違う乱数と組み合わせて隠し、消費電力と秘密の値の関係を断ち切る
  3. C暗号の鍵を、すべての機器で同じにする
答えと解説を見る

正解:B. 処理の途中の値を毎回違う乱数と組み合わせて隠し、消費電力と秘密の値の関係を断ち切る

電力解析は、処理の途中の値と消費電力の相関を利用します。マスキングでは、途中の値xをそのまま扱わず、毎回新しく作った乱数mとの組み合わせ(例えばxとmの排他的論理和)で表し、最後に正しい結果に戻します。回路が実際に扱う値は毎回ランダムに変わるので、消費電力と秘密の値の相関が見えにくくなります。乱数の質と、回路の中で途中の値が漏れない作り方が重要です。

  • A. 物理的に覆うことではありません。
  • B. 正しい。同じ鍵でも毎回違う値を扱うようにします。
  • C. 同じ鍵を使うと、1台の解析で全体が危険になります。
この分野を解く 分野ページへ

ハードウェアセキュリティのほかの問題

  1. 電磁波を使ったサイドチャネル解析の特徴として正しいものはどれか。
  2. 故障注入攻撃の説明として正しいものはどれか。
  3. 故障注入攻撃への対策として当てはまらないものはどれか。
  4. DRAMのロウハンマーへの対策として当てはまるものはどれか。
  5. コールドブート攻撃が成り立つ理由と、代表的な対策の組み合わせとして正しいものはどれか。