データシートの読み方

スルーレートが0.5 V/µsのオペアンプで、振幅(ピーク値)10 Vの正弦波をひずませずに出力できる最大の周波数はおよそいくらか。

  1. A約8 kHz
  2. B約50 kHz
  3. C約800 Hz
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正解:A. 約8 kHz

正弦波 Vp sin(2πft) の傾きの最大値は 2πf × Vp です。これがスルーレートを超えると出力が追いつかず、三角波のようにひずみます。f = SR/(2π × Vp) = 0.5 × 10⁶ V/s ÷ (2π × 10 V) ≈ 8 kHz です。これをフルパワー帯域幅と呼び、振幅が大きいほど低くなります。利得帯域幅積(GBW)が十分でも、大振幅の信号ではスルーレートで帯域が制限される点に注意します。約50 kHzは2πを掛け忘れた値です。

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