データシートの読み方 ADコンバータのデータシートにある「ミッシングコードなし(no missing codes)」の保証と、最も関係が深い条件はどれか。 A積分非直線性(INL)が ±0.5 LSB 以内であること B微分非直線性(DNL)が −1 LSB より大きいこと C有効ビット数(ENOB)が分解能のビット数と等しいこと 答えと解説を見る 正解:B. 微分非直線性(DNL)が −1 LSB より大きいこと DNLは、隣り合うコードの間隔(コード幅)が理想の1 LSBからどれだけずれているかを表します。DNLが −1 LSB になるとそのコードの幅が0になり、入力をどう変えてもそのコードが出力されないミッシングコードが生じます。そのためDNLが −1 LSB より大きければ、ミッシングコードは発生しません。データシートでは「12ビット、ミッシングコードなし」のように分解能とあわせて保証されます。INLは理想直線からのずれの累積で、ミッシングコードの有無を直接は決めません。 続けてデータシートの読み方をあと9問解く