サイバー攻撃と防御の実務

組織の防御を確かめる方法のうち、脆弱性スキャン、ペネトレーションテスト、レッドチーム演習の違いの説明として、正しいものはどれか。

  1. A3つとも同じ方法の別の呼び名で、ツールを使って既知の脆弱性を自動で洗い出し、一覧の報告書を作ることを指す
  2. Bスキャンは既知の脆弱性を自動で広く探し、ペネトレーションテストは実際に侵入を試み、レッドチーム演習は検知と対応の力まで評価する
  3. Cレッドチーム演習は、ツールで既知の脆弱性を自動で洗い出すだけの作業で、ペネトレーションテストより対象とする範囲も目的も狭いものである
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正解:B. スキャンは既知の脆弱性を自動で広く探し、ペネトレーションテストは実際に侵入を試み、レッドチーム演習は検知と対応の力まで評価する

脆弱性スキャンは、ツールで多くの機器やソフトウェアを調べ、既知の脆弱性や設定の不備を広く洗い出すもので、定期的に繰り返し行います。ペネトレーションテストは、決めた範囲の対象に対して、専門家が脆弱性を組み合わせて実際に侵入できるか、どこまで到達できるかを確かめます。レッドチーム演習は、「顧客の情報を持ち出す」といった目標を決めて、実際の攻撃者の手口(ATT&CKのテクニックなど)をまね、防御の側(ブルーチーム)が気づいて対応できるかまで評価します。いずれも、事前に範囲と方法について組織の許可を得て行います。

  • A. 目的も方法も違います。ツールで既知の脆弱性を洗い出すのは、脆弱性スキャンです。
  • B. 正しい。広く洗い出すスキャン、侵入できるかを確かめるテスト、検知と対応まで試す演習の順に、目的が広がります。
  • C. レッドチーム演習は、攻撃者をまねて組織の検知と対応まで評価するもので、自動のスキャンとは違います。
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