ARPとは

えーあーるぴー

Address Resolution Protocolの略。IPアドレスから、同じネットワークにある機器のMACアドレスを調べるプロトコル。要求をブロードキャストで送り、該当する機器が答える。

「ARP」は、1分野の2問の練習問題に出てきます(ネットワークの基礎など)。

この用語の分野: ネットワークの基礎

ARPの練習問題に挑戦

ARPの役割として正しいものはどれか。

  1. AIPアドレスをもとに、同じネットワークにある機器のMACアドレスを調べる
  2. Bドメイン名をもとに、サーバのIPアドレスを調べる
  3. Cネットワークにつないだ端末に、IPアドレスを自動で割り当てる
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正解:A. IPアドレスをもとに、同じネットワークにある機器のMACアドレスを調べる

ARP(Address Resolution Protocol)では、送信したい端末が「このIPアドレスをもつ機器はMACアドレスを教えてください」という要求をブロードキャストで送り、該当する機器だけが自分のMACアドレスをユニキャストで返します。得られた対応は、ARPキャッシュに一定時間保存されて再利用されます。イーサネットではフレームをMACアドレスで届けるため、IPパケットを送る前にこの対応が必要になります。ドメイン名からIPアドレスを調べるのはDNS、IPアドレスの自動割り当てはDHCPの役割です。IPv6では、ARPの代わりにICMPv6の近隣探索(NDP)を使います。

端末(192.168.1.10/24、デフォルトゲートウェイ 192.168.1.1)が、別のネットワークにあるサーバ 203.0.113.80 にパケットを送る。ARPのキャッシュが空のとき、端末がARPでMACアドレスを調べる相手はどれか。

  1. Aデフォルトゲートウェイ 192.168.1.1
  2. Bサーバ 203.0.113.80
  3. Cサーバまでの経路上にあるすべてのルータ
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正解:A. デフォルトゲートウェイ 192.168.1.1

端末はまず、自分のIPアドレスとサブネットマスクから、宛先が同じネットワークにあるかを判断します。203.0.113.80 は 192.168.1.0/24 の外なので、パケットはデフォルトゲートウェイ(ルータ)に渡します。このとき、IPヘッダの宛先はサーバの 203.0.113.80 のままで、フレームの宛先MACアドレスだけをゲートウェイのものにします。そのため、ARPで調べるのは 192.168.1.1 のMACアドレスです。ARPのブロードキャストはルータを越えないので、別のネットワークにあるサーバのMACアドレスは調べられず、知る必要もありません。経路上の各ルータが、次の機器へ送るたびに、それぞれ相手のMACアドレスを調べます。

解説の中の「ARP」

「ARP」が出てくる問題(2問)

  1. ARPの役割として正しいものはどれか。
  2. 端末(192.168.1.10/24、デフォルトゲートウェイ 192.168.1.1)が、別のネットワークにあるサーバ 203.0.113.80 にパケットを送る。ARPのキャッシュが空のとき、端末がARPでMACアドレスを調べる相手はどれか。

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