無線通信の基礎

5Gで使われる28 GHz帯などのミリ波帯の電波の、6 GHz以下の周波数帯と比べた一般的な特徴として、適切なものはどれか。

  1. A波長が長いので建物の陰にも回り込みやすく、1つの基地局で広い範囲をカバーできる
  2. B雨や人体の影響をほとんど受けないので、屋外の長距離の通信に向いている
  3. C広い帯域幅を確保しやすく高速な通信ができる一方、伝搬損失が大きく障害物で遮られやすいので、通信できる範囲は狭い
答えと解説を見る

正解:C. 広い帯域幅を確保しやすく高速な通信ができる一方、伝搬損失が大きく障害物で遮られやすいので、通信できる範囲は狭い

ミリ波帯は周波数が高く、まとまった帯域を確保しやすいので、数百MHz幅といった広い帯域を使って高速な通信ができます。一方で、波長が短いので回り込みにくく、建物や人体、樹木などで遮られやすく、雨による減衰も受けます。そのため、1つの基地局がカバーする範囲(セル)は小さくなり、多数のアンテナ素子によるビームフォーミングで電波を端末の方向に集めて損失を補います。

  • A. 6 GHz以下の低い周波数帯の特徴です。ミリ波は波長が短く、障害物の陰に回り込みにくい電波です。
  • B. ミリ波は雨や人体による減衰を受けやすく、長距離の通信には向きません。
  • C. 正しい。広い帯域で高速な反面、届く範囲は狭くなります。
この分野を解く 分野ページへ

関連する計算ツール

無線通信の基礎の参考書を探す PR

Amazonの検索結果へのリンクです。Amazonのアソシエイトとして、半導体教室は適格販売により収入を得ています。

無線通信の基礎のほかの問題

  1. デジタル変調のうち、搬送波の振幅と周波数を一定にしたまま、位相を変えることでデータを表す方式はどれか。
  2. 64QAMで、1シンボルで送れるビット数はどれか。
  3. 16QAMで、シンボルレートが毎秒5 Mシンボル(5 Mbaud)のとき、ビットレートはどれか。
  4. 同じシンボルレートで、変調方式を16QAMから256QAMに変えたときの一般的な性質として、適切なものはどれか。
  5. 帯域幅20 MHz、S/N(信号対雑音比)30 dBの通信路で、シャノンの定理から求められる通信路容量(誤りなく送れる伝送速度の理論上の上限)に最も近いものはどれか。