情報セキュリティの基礎

情報漏えいが起きたときの損害賠償に備えて、サイバー保険に加入した。このリスクへの対応はどれに当たるか。

  1. Aリスク回避
  2. Bリスク移転
  3. Cリスク受容
答えと解説を見る

正解:B. リスク移転

リスクへの対応は、大きく4つに分けられます。リスク回避は、リスクの原因となる業務やシステムをやめることです。リスク低減は、対策を行って、起こる可能性や影響を小さくすることです。リスク移転は、保険への加入や業務の外部への委託などで、損失の負担をほかの組織と分け合うことで、リスク共有とも呼ばれます。リスク受容(保有)は、影響が小さい場合などに、特に対策をせずにそのリスクを受け入れることです。保険では、損害賠償などの金銭的な損失の一部を保険会社に移すので、リスク移転に当たります。ただし、情報漏えいそのものや信用の低下は移せないので、リスク低減の対策と組み合わせます。

  • A. リスク回避は、リスクの原因となる業務やシステムそのものをやめることです。
  • B. 正しい。保険で金銭的な損失の負担を保険会社に移すので、リスク移転です。
  • C. リスク受容は、特に対策をせずにリスクを受け入れることです。保険への加入は対策の1つです。
この分野を解く 分野ページへ

関連する計算ツール

情報セキュリティの基礎の参考書を探す PR

Amazonの検索結果へのリンクです。Amazonのアソシエイトとして、半導体教室は適格販売により収入を得ています。

情報セキュリティの基礎のほかの問題

  1. ある情報システムで、1回起きると2000万円の損失が出る事故が、年に0.1回の頻度で起きると見積もられている。年間50万円の費用がかかる対策を行うと、発生の頻度が年に0.02回に下がる。この対策による1年あたりの正味の効果(損失の期待値の減少額から対策の費用を引いたもの)はいくらか。
  2. ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)をPDCAサイクルで運用するとき、Check(評価)の段階で行うこととして適切なものはどれか。
  3. 共通鍵暗号の特徴として正しいものはどれか。
  4. 公開鍵暗号を使って、AさんがBさんだけに読めるようにメッセージを暗号化して送りたい。暗号化に使う鍵はどれか。
  5. 50人のメンバーが、2人ずつの組のすべてで、ほかのメンバーに内容を知られずに暗号の通信をしたい。共通鍵暗号を使う場合に必要な鍵の数と、公開鍵暗号を使う場合に必要な鍵の数(公開鍵と秘密鍵の合計)の組み合わせとして正しいものはどれか。