情報セキュリティの基礎

社内の業務システムが大量のアクセスを受けて応答しなくなり、利用者が必要なときに使えなくなった。情報セキュリティの3要素(機密性・完全性・可用性)のうち、主に損なわれたものはどれか。

  1. A機密性
  2. B完全性
  3. C可用性
答えと解説を見る

正解:C. 可用性

情報セキュリティの基本となる3要素は、機密性(Confidentiality)、完全性(Integrity)、可用性(Availability)で、頭文字からCIAと呼ばれます。機密性は、許可された人だけが情報にアクセスできること、完全性は、情報が正確で、不正に書き換えられていないこと、可用性は、許可された人が必要なときに情報やシステムを使えることです。この例では、情報が漏れたり書き換えられたりしたわけではなく、使いたいときに使えなくなっているので、損なわれたのは可用性です。可用性を高める対策には、機器の冗長化、バックアップ、負荷の分散などがあります。なお、3要素に加えて、真正性、責任追跡性、否認防止、信頼性を合わせた7つの要素で説明することもあります。

  • A. 機密性は、許可された人だけが情報にアクセスできることです。この例では情報は漏れていません。
  • B. 完全性は、情報が正確で、不正に書き換えられていないことです。この例では情報は書き換えられていません。
  • C. 正しい。必要なときにシステムを使えることが可用性で、これが損なわれています。
この分野を解く 分野ページへ

関連する計算ツール

情報セキュリティの基礎の参考書を探す PR

Amazonの検索結果へのリンクです。Amazonのアソシエイトとして、半導体教室は適格販売により収入を得ています。

情報セキュリティの基礎のほかの問題

  1. 情報セキュリティのリスクを考えるときの「脅威」と「脆弱性」について、脆弱性に当たるものはどれか。
  2. 情報漏えいが起きたときの損害賠償に備えて、サイバー保険に加入した。このリスクへの対応はどれに当たるか。
  3. ある情報システムで、1回起きると2000万円の損失が出る事故が、年に0.1回の頻度で起きると見積もられている。年間50万円の費用がかかる対策を行うと、発生の頻度が年に0.02回に下がる。この対策による1年あたりの正味の効果(損失の期待値の減少額から対策の費用を引いたもの)はいくらか。
  4. ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)をPDCAサイクルで運用するとき、Check(評価)の段階で行うこととして適切なものはどれか。
  5. 共通鍵暗号の特徴として正しいものはどれか。