量子コンピュータのハードウェア
NISQ と呼ばれる量子コンピュータの説明として正しいものはどれか。
- A誤り訂正を完全に行い、どんなに長い量子回路でも誤りなく実行できる大規模な量子コンピュータ
- B誤り訂正を本格的には行わない、雑音(誤り)のある中規模の量子コンピュータ
- C量子ビットを使わず、古典のコンピュータで量子回路をシミュレーションする装置
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正解:B. 誤り訂正を本格的には行わない、雑音(誤り)のある中規模の量子コンピュータ
NISQ は Noisy Intermediate-Scale Quantum の略で、2018年に物理学者のジョン・プレスキルが提唱した言葉です。量子ビットの数は古典コンピュータでのシミュレーションが難しくなる程度に多い一方、誤り訂正を本格的には行わないので、実行できる回路の深さはゲートの誤り率で制限されます。NISQ の装置では、誤りの影響を推定して後処理で減らす誤り緩和(エラーミティゲーション)や、量子と古典の計算を組み合わせる方法が研究されています。誤り訂正を行う大規模な装置は、誤り耐性量子コンピュータ(FTQC)と呼んで区別します。
- A. これは誤り耐性量子コンピュータ(FTQC)の説明です。
- B. 正しい。雑音があり、誤り訂正を本格的には行わない中規模の装置を指します。
- C. NISQ は、実際の量子ビットを使う装置を指す言葉です。