情報理論と符号の基礎

データ 1101 に、生成多項式 x³ + x + 1(ビット列 1011)のCRCの検査ビット3ビットを付ける。検査ビットは、データの後ろに0を3つ付けた 1101000 を 1011 で割った余りで、割り算では引き算の代わりに排他的論理和を使う。検査ビットはどれか。

  1. A001
  2. B101
  3. C110
答えと解説を見る

正解:A. 001

1101000 を 1011 で割ります。先頭の 1101 と 1011 の排他的論理和は 0110、次のビットを下ろした 1100 と 1011 の排他的論理和は 0111、1110 と 1011 では 0101、最後に 1010 と 1011 では 0001 となり、余りは 001 です。送るのは 1101001 で、受信側は 1011 で割った余りが0なら、誤りがないと判断します。

  • A. 正しい。排他的論理和による割り算の余りは 001 で、送る符号語は 1101001 です。
  • B. 101 は、1101000 と 1011 を通常の2進数の104と11として割った余りの5です。CRCでは、繰り下がりのない、排他的論理和による割り算を使います。
  • C. 110 は、0を3つ付けずに 1101 を 1011 で割った余りです。検査ビットの数だけ0を付けてから割ります。
この分野を解く 分野ページへ

情報理論と符号の基礎の参考書を探す PR

Amazonの検索結果へのリンクです。Amazonのアソシエイトとして、半導体教室は適格販売により収入を得ています。

情報理論と符号の基礎のほかの問題

  1. 生成多項式の次数がr(検査ビットがrビット)で、定数項が1のCRCの性質として、正しいものはどれか。
  2. 2つの7ビットの符号語 1011010 と 0110011 のハミング距離はどれか。
  3. ある符号の最小ハミング距離(どの2つの符号語の間のハミング距離のうちの最小値)が5である。誤りの検出だけに使う場合と、訂正だけに使う場合を考える。確実に検出できる誤りのビット数と、確実に訂正できる誤りのビット数の組み合わせとして、正しいものはどれか。
  4. 4つの符号語 00000、01011、10101、11110 からなる符号の、最小ハミング距離と、確実に訂正できる誤りのビット数の組み合わせとして、正しいものはどれか。
  5. 4ビットのデータに3ビットの検査ビットを付けて7ビットの符号語にする、ハミング符号(7, 4)の符号化率に最も近いものはどれか。