情報理論と符号の基礎

固定長符号と比べたときの、可変長符号の説明として、正しいものはどれか。

  1. Aすべての記号に同じ長さの符号語を割り当てるので、復号するときに区切りを探す必要がない
  2. B出現する確率の低い記号ほど短い符号語を割り当てて、平均符号長を短くする
  3. C出現する確率の高い記号ほど短い符号語を割り当てて、平均符号長を短くする
答えと解説を見る

正解:C. 出現する確率の高い記号ほど短い符号語を割り当てて、平均符号長を短くする

可変長符号は、よく出る記号に短い符号語を、まれな記号に長い符号語を割り当て、1記号あたりの平均のビット数(平均符号長)を短くします。モールス符号で、英語によく出るEが短点1つで表されるのも同じ考え方です。その代わり、符号語の長さがそろっていないので、区切りが1通りに決まるように、接頭符号などの条件を満たすように作ります。

  • A. これは固定長符号の説明です。固定長符号は区切りの位置が決まっていますが、記号の確率の偏りを生かせません。
  • B. 逆です。まれな記号を短くし、よく出る記号を長くすると、平均符号長はかえって長くなります。
  • C. 正しい。確率の偏りを生かして、平均符号長を短くします。
この分野を解く 分野ページへ

情報理論と符号の基礎の参考書を探す PR

Amazonの検索結果へのリンクです。Amazonのアソシエイトとして、半導体教室は適格販売により収入を得ています。

情報理論と符号の基礎のほかの問題

  1. 4つの記号に割り当てた次の符号語の組のうち、接頭符号(どの符号語も、ほかの符号語の先頭部分になっていない符号)になっているものはどれか。
  2. 記号A、B、C、Dに、符号語 A = 0、B = 10、C = 110、D = 111 を割り当てた接頭符号がある。ビット列 110100111 を先頭から復号した結果はどれか。
  3. 4つの記号A〜Dに、次の長さ(ビット数)の符号語を割り当てて、0と1からなる接頭符号を作りたい。作ることができる符号長の組み合わせはどれか。
  4. 0と1からなる接頭符号を作っている。長さ2の符号語 00 と 01 をすでに使っているとき、接頭符号の条件を保ったまま追加できる、長さ3の符号語の最大の個数はどれか。
  5. 記号A、B、C、Dを確率0.4、0.3、0.2、0.1で、互いに独立に出す情報源を、ハフマン符号で符号化する。1記号あたりの平均符号長はどれか。