ハードウェアセキュリティの最新動向

同じバンクで行を活性化できる最短の間隔を、簡単のためtRC = 50 nsとする。リフレッシュの周期が64 msのとき、ある行がリフレッシュされてから次にリフレッシュされるまでに、隣の1つの行を活性化できる回数は最大で 64 ms ÷ 50 ns となる。リフレッシュの頻度を2倍にしたときの、この最大の回数はどれか。

  1. A約64万回
  2. B約128万回
  3. C約256万回
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正解:A. 約64万回

リフレッシュの頻度を2倍にすると、周期は 64 ms ÷ 2 = 32 ms になります。その間に活性化できる回数は最大で 32 ms ÷ 50 ns = 640,000回(約64万回)で、もとの 64 ms ÷ 50 ns = 1,280,000回(約128万回)の半分です。研究では数千回程度の活性化で反転するDRAMも報告されているので、回数を半分にしても攻撃に十分な回数が残り、リフレッシュを増やすだけでは防げません。そのうえ、リフレッシュの間はバンクを使えず、電力も増えるので、性能と消費電力の負担が大きくなります。

  • A. 正しい。32 ms ÷ 50 ns = 640,000回です。
  • B. リフレッシュの頻度を変える前の値です(64 ms ÷ 50 ns)。
  • C. リフレッシュの周期を2倍(128 ms)にした、逆向きの計算の値です。
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