電気回路・電磁気の基礎

起電力10 Vの直流電源に、抵抗R = 5 Ωとコイル(巻線の抵抗は無視できる)を直列に接続し、スイッチを入れた。スイッチを入れた直後と、十分に時間がたった後の電流の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. A直後2 A、十分後0 A
  2. B直後2 A、十分後2 A
  3. C直後0 A、十分後2 A
答えと解説を見る

正解:C. 直後0 A、十分後2 A

コイルの電流は v = L di/dt の関係から急には変わらないため、スイッチを入れた直後の電流は0で、コイルは開放のように振る舞い、電源電圧10 Vがすべてコイルにかかります。十分に時間がたつと電流が変化しなくなってコイルの電圧は0(短絡と同じ)になり、電流は 10 V/5 Ω = 2 A になります。その間、電流は時定数 L/R で指数関数的に増えます。

  • A. 直後に2 Aで、その後0 Aになるのは、コイルの代わりにコンデンサを直列にした場合です。
  • B. 直後から2 Aが流れるのは、コイルがない(抵抗だけの)場合です。
  • C. 正しい。コイルの電流は急に変わらないため、0 Aから2 Aに近づきます。
この分野を解く 分野ページへ

関連する計算ツール

電気回路・電磁気の基礎の参考書を探す PR

Amazonの検索結果へのリンクです。Amazonのアソシエイトとして、半導体教室は適格販売により収入を得ています。

電気回路・電磁気の基礎のほかの問題

  1. 10 Vに充電したコンデンサを抵抗を通して放電させる。放電を始めてから時定数τに等しい時間がたったときの、コンデンサの電圧に最も近いものはどれか。
  2. 静電容量10 µFのコンデンサを10 Vに充電したとき、蓄えられるエネルギーはいくらか。
  3. インダクタンス2 mHのコイルに3 Aの直流電流が流れているとき、コイルに蓄えられているエネルギーはいくらか。
  4. 磁束密度0.5 Tの一様な磁界の中に、長さ10 cmの直線の導線を磁界と垂直に置き、2 Aの電流を流した。導線が受ける力の大きさはいくらか。
  5. 間隔1 mmの平行平板電極の間に100 Vの電圧を加えたとき、電極の間の電界の強さはいくらか。(電界は一様とする)