ネットワークの設計と運用

ルータのインターフェースに、入ってくるパケットを上から順に調べるACLを設定した。規則1は「宛先 10.0.0.10 のTCP 443番ポートへの通信を許可」、規則2は「送信元が 192.168.1.0/24 の通信をすべて拒否」、規則3は「送信元が 192.168.0.0/16 で、宛先がTCP 80番ポートの通信を許可」で、ほかに規則はない。ア「192.168.1.5 から 10.0.0.10 のTCP 443番ポートへ」、イ「192.168.1.5 から 10.0.0.20 のTCP 80番ポートへ」、ウ「192.168.2.5 から 10.0.0.20 のTCP 80番ポートへ」、エ「192.168.2.5 から 10.0.0.20 のTCP 22番ポートへ」の4つのパケットのうち、通過できるものをすべて挙げたものはどれか。

  1. Aアとウ
  2. Bア、イ、ウ
  3. Cア、ウ、エ
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正解:A. アとウ

ACLは上から順に規則と照らし合わせ、最初に一致した規則で許可か拒否かを決め、それより後の規則は見ません。どの規則にも一致しないパケットは、末尾にある見えない「すべて拒否」の規則(暗黙の拒否)で捨てられます。アは規則1に一致して許可されます。イは規則3にも当てはまりますが、先に規則2(送信元 192.168.1.0/24)に一致するので拒否されます。ウは規則1と2に一致せず規則3で許可され、エはどの規則にも一致しないので、暗黙の拒否で捨てられます。

  • A. 正しい。アは規則1、ウは規則3で許可され、イは規則2で、エは暗黙の拒否で捨てられます。
  • B. イは規則3より先に規則2に一致するので拒否されます。規則は上から順に調べ、最初に一致したもので決まります。
  • C. エはどの規則にも一致しません。一致しないパケットは、暗黙の拒否で捨てられます。
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