ネットワークの設計と運用

ルータの経路表に、静的経路の 10.0.0.0/8(次の転送先はルータA、アドミニストレーティブディスタンス1)、OSPFで学んだ 10.1.0.0/16(ルータB、110)、RIPで学んだ 10.1.1.0/24(ルータC、120)の3つが入っている。宛先が 10.1.1.5 のパケットが送られるルータはどれか。

  1. AルータA(静的経路)
  2. BルータB(OSPFの経路)
  3. CルータC(RIPの経路)
答えと解説を見る

正解:C. ルータC(RIPの経路)

3つの経路はプレフィックス長が違うので、どれも別の経路として経路表に入っています。パケットを転送するときは、宛先に一致する経路のうちプレフィックスが最も長いものを選び、アドミニストレーティブディスタンスは比べません。10.1.1.5 は3つすべてに一致しますが、最も長い /24 のRIPの経路が選ばれ、ルータCに送られます。アドミニストレーティブディスタンスが使われるのは、同じ宛先・同じプレフィックス長の経路のうち、どれを経路表に入れるかを決めるときだけです。

  • A. 静的経路は優先度が最も高いものの、/8 は最も短い一致なので選ばれません。
  • B. /16 にも一致しますが、より長い /24 にも一致するので選ばれません。
  • C. 正しい。最も長く一致する /24 の経路が選ばれます。
この分野を解く 分野ページへ

関連する計算ツール

ネットワークの設計と運用の参考書を探す PR

Amazonの検索結果へのリンクです。Amazonのアソシエイトとして、半導体教室は適格販売により収入を得ています。

ネットワークの設計と運用のほかの問題

  1. リンクステート型のルーティングプロトコルの説明として正しいものはどれか。
  2. OSPFで、ルータR1からR4の先にあるネットワークへの経路が3つある。経路Aは R1–R5 が10 Gbps、R5–R4 が1 Gbpsのリンク、経路Bは R1–R4 を直接つなぐ100 Mbpsのリンク、経路Cは R1–R2、R2–R3、R3–R4 がすべて1 Gbpsのリンクである。各リンクのコストを「参照帯域幅10 Gbps ÷ リンクの帯域幅」とし、R4から先のコストはどの経路でも同じとする。R1が選ぶ経路はどれか。
  3. インターネットで、プロバイダなどの組織が管理するネットワークの単位(AS、自律システム)の間で経路の情報をやり取りし、通ってきたASの並び(AS_PATH)などの属性と、組織ごとの方針(ポリシー)に基づいて経路を選ぶプロトコルはどれか。
  4. VLAN 20(192.168.20.0/24)の端末に、別のネットワークにあるDHCPサーバ 10.0.0.5 からアドレスを割り当てる。そのため、VLAN 20のデフォルトゲートウェイであるL3スイッチのインターフェース(192.168.20.1)に、DHCPリレーエージェントを設定した。リレーエージェントの動作として正しいものはどれか。
  5. あるドメイン宛ての電子メールを受け取るメールサーバを指定する、DNSのリソースレコードはどれか。

この分野の比較