情報理論と符号の基礎

2つの確率変数X(値は0か1)とY(値はa、b、cのどれか)の同時確率が、P(0, a) = P(0, b) = P(1, b) = P(1, c) = 1/4 で、ほかの組み合わせの確率は0である。相互情報量 I(X;Y) はどれか。

  1. A0.5ビット
  2. B1ビット
  3. C1.5ビット
答えと解説を見る

正解:A. 0.5ビット

Xは0と1が1/2ずつなので H(X) = 1 ビット、Yはaが1/4、bが1/2、cが1/4なので H(Y) = 1.5 ビットです。4つの組が1/4ずつなので H(X, Y) = 2 ビットとなり、I(X;Y) = H(X) + H(Y) − H(X, Y) = 1 + 1.5 − 2 = 0.5 ビットです。Yがaかcならば Xの値が分かり、bならば分からないので、YからXについて一部の情報が得られます。

  • A. 正しい。1 + 1.5 − 2 = 0.5 ビットです。
  • B. 1ビットは H(Y|X) = H(X, Y) − H(X) = 2 − 1 で、Xを知ったあとに残るYのあいまいさです。
  • C. 1.5ビットは H(Y) で、Yそのもののエントロピーです。XとYの間で共有される分ではありません。
この分野を解く 分野ページへ

情報理論と符号の基礎の参考書を探す PR

Amazonの検索結果へのリンクです。Amazonのアソシエイトとして、半導体教室は適格販売により収入を得ています。

情報理論と符号の基礎のほかの問題

  1. 英大文字26種類と数字10種類の、合わせて36種類の文字を、どれも同じ長さのビット列(固定長符号)で区別したい。1文字あたりに必要な最小のビット数はどれか。
  2. 固定長符号と比べたときの、可変長符号の説明として、正しいものはどれか。
  3. 4つの記号に割り当てた次の符号語の組のうち、接頭符号(どの符号語も、ほかの符号語の先頭部分になっていない符号)になっているものはどれか。
  4. 記号A、B、C、Dに、符号語 A = 0、B = 10、C = 110、D = 111 を割り当てた接頭符号がある。ビット列 110100111 を先頭から復号した結果はどれか。
  5. 4つの記号A〜Dに、次の長さ(ビット数)の符号語を割り当てて、0と1からなる接頭符号を作りたい。作ることができる符号長の組み合わせはどれか。