暗号技術の基礎と応用

暗号の鍵を一定の期間ごとに新しい鍵に替える、鍵のローテーションの主な目的はどれか。

  1. A古い鍵で暗号化されたデータを、誰も二度と復号できないようにして、確実に消去するため
  2. B鍵を替えるたびに、暗号のアルゴリズムが強くなるため
  3. C1つの鍵で守るデータの量と期間を限り、鍵が漏えいしたときの被害の範囲を小さくするため
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正解:C. 1つの鍵で守るデータの量と期間を限り、鍵が漏えいしたときの被害の範囲を小さくするため

鍵の管理では、鍵ごとに使ってよい期間(暗号期間)を決め、生成、配布、使用、更新、失効、廃棄という鍵のライフサイクルを管理します。1つの鍵を長く使うほど、その鍵で守られたデータが増えて、漏えいしたときの被害が大きくなり、気付かないうちに漏れている期間も長くなりがちです。ローテーションの後も古いデータを読めるように、古い鍵は復号専用として必要な間だけ残すのがふつうです。鍵を替えてもアルゴリズムの強さは変わらないので、アルゴリズムが弱くなった場合は、方式そのものを替える必要があります。

  • A. 古いデータを読むために、古い鍵は復号専用として残すのがふつうです。
  • B. 鍵を替えても、アルゴリズムの強さは変わりません。
  • C. 正しい。鍵の漏えいの影響を、時間とデータの量の両面で限ります。
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