ネットワークの基礎
NAPTを行うルータ(外側のグローバルアドレスは 198.51.100.7)の内側にある端末A(192.168.1.10)が、送信元ポート50000でWebサーバ 203.0.113.5 の443番ポートへ接続した。ルータは送信元を 198.51.100.7 のポート61000に変換した。Webサーバが返す応答パケットの宛先はどれか。
- A192.168.1.10 のポート50000
- B198.51.100.7 のポート443
- C198.51.100.7 のポート61000
答えと解説を見る
正解:C. 198.51.100.7 のポート61000
サーバから見える送信元は変換後の 198.51.100.7 のポート61000なので、応答はそこへ返ります。ルータは変換表で「61000 ↔ 192.168.1.10 のポート50000」の対応を見つけ、宛先のアドレスとポートを書き換えて端末Aに届けます。サーバはプライベートアドレスの 192.168.1.10 を知りません。仮に知っていても、インターネットにはプライベートアドレス宛ての経路がないため届きません。443 はサーバ側のポート(HTTPS)で、応答パケットでは送信元ポートになります。
- A. これはルータが書き戻した後の宛先で、サーバが送るパケットの宛先ではありません。
- B. 443 はサーバ側のポートで、応答パケットでは送信元ポートです。
- C. 正しい。サーバは変換後のアドレスとポートに返し、ルータが端末Aに戻します。