ネットワークの基礎

TCPの受信ウィンドウが65536バイトで一定、RTTが10 msの接続で、回線の帯域は十分に大きく、損失もないとする。この接続で得られるスループットの上限に最も近いものはどれか。

  1. A約52 Mbps
  2. B約6.6 Mbps
  3. C約524 Mbps
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正解:A. 約52 Mbps

ウィンドウ制御では、ACKが返ってくるまでの1往復(RTT)の間に送れるのは、最大でウィンドウの量だけです。そのため、スループットの上限は ウィンドウ ÷ RTT = 65536バイト × 8 ÷ 0.01 s ≈ 52.4 Mbps(約52 Mbps)となり、回線が1 Gbpsでもこれ以上は出ません。高速で遠い回線を使い切るには、帯域とRTTの積(帯域幅遅延積)以上のウィンドウが必要です。例えば1 Gbps、RTT 10 msなら、10^9 × 0.01 = 10^7 ビット = 1.25 MBです。TCPのヘッダのウィンドウのフィールドは16ビットで最大65535バイトですが、ウィンドウスケールのオプションで大きくできます。

  • A. 正しい。65536 × 8 ÷ 0.01 ≈ 52.4 Mbpsです。
  • B. 65536 ÷ 0.01 ≈ 6.6 MB/sのバイト毎秒の値で、8倍してビット毎秒にしていません。
  • C. RTTを1 msとしたときの値です。
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