ハードウェアセキュリティの最新動向
ある故障注入の試みが1回で成功する確率が0.1%で、各回の結果は互いに独立とする。1,000回試みたとき、少なくとも1回成功する確率として、最も近いものはどれか。
- A約0.1%
- B約63%
- C100%
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正解:B. 約63%
1回も成功しない確率は (1 − 0.001)¹⁰⁰⁰ ≈ e⁻¹ ≈ 0.368 なので、少なくとも1回成功する確率は 1 − 0.368 ≈ 0.632、約63%です。1回あたりの成功率が低くても、自動で何千回も試せる攻撃では、成功はかなり確かなものになります。そのため対策では、1回の成功率を下げるだけでなく、異常を何回か検知したら鍵を消す、試みの回数を数えて制限する、といった仕組みを組み合わせます。単純に 0.1% × 1,000 = 100% とするのは、成功が重なる場合を二重に数えた誤りです。
- A. 1回だけ試みたときの確率です。
- B. 正しい。1 − 0.999¹⁰⁰⁰ ≈ 63% です。
- C. 0.1% × 1,000 と単純に掛けた値で、確率の計算としては誤りです。